土屋 勝義写真展
「瞳の中の少女 滝沢カレン 17才」
撮影記
土屋 勝義さん編
撮影は許可をいただいて、掲載しています。
デジ侍の一人、土屋 勝義さんの写真展に行ってきました♪
土屋勝義写真展「瞳の中の少女 滝沢カレン 17才
                   

   期間:2009年5月19日(火)〜5月24日(日)
      11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
      

  会場:ギャラリー ルデコ2F
      東京都渋谷区渋谷3-16-3 ルデコビル

      TEL03-5485-5188
      渋谷駅東口から明治通りを恵比寿方面 徒歩5分。
      渋谷駅新南口 徒歩1分。
      <目印>
       明治通り沿い右手、
       明治通りを挟んで真向いがスターバックスコーヒー。

約5年ぶりの個展。
前回はカッコイイ舞台写真だったが、
今回はカレンで可愛くかっこいい!ひとりの少女の軌跡である。

今回お邪魔したのは、18日。
本当の初日ではない。
前夜祭ということで?!、前日に
オープンなパーティーが開催された。
この日に少し早めにお邪魔して、
本当のオープニングに
レポートアップ(^^)vである。(笑)
会場は隠れ家というか、
仲間のたまり場といった感じの
少しアヤシゲな空間。(笑)
表現が難しいのだが、
「写真です!」というのではなく、
アート的な雰囲気をもつ空間である。
この会場の3階では
魚住誠一さんの写真展「女優撮。」が
同会期で開催されている。
この日のパーティーも合同パーティ。

魚住さんは月刊カメラマンの、
土屋さんはCAPAの表紙を
それぞれ撮影されている。(^^)
今回のコンセプトは、ひとりの少女の軌跡である。
モデルのスタートラインに立ったある少女と出会い、
文字通り、モデルとしてのファーストショットを
撮った瞬間から写真展開催直前に
人生17年、そしてモデル歴1年の
誕生日を迎えるまでの約一年間を記録したものである
モデルの名前は「滝沢カレン」。
ファーストショットの時は誕生日まで
あと数日・・・つまりまだ15才の時である。

その彼女が、初めてプロのカメラマンに
レンズを向けられ、ポーズや表情を要求され、
どうして良いかわからないマッシロな場面から、
徐々に”土屋勝義”というカメラマンに慣れ、
”仕事”というものに慣れ、肩の力がほぐれ始めた半ば。

そして、あっという間に過ぎつつも、
ほんの少しずつ余裕というものを感じ始めた最近までの、
短くも、激動の一年が詰まっている。

また、会場はあえて時系列などには並べていない。
まぁ、ある程度は季節などでわかるのだが(笑)
みなさんの感覚でモデルの機微を感じ取ってほしいという
意図でもあるのだろうか・・・。
夕刻が近づくにつれ、来場者が増えてきた。
というのも、昼間は設営でまだ準備中。(笑)
閉館状態(といっても会場は開いている)なので
みなさん、夕刻を目指して来られるのだ。

この日の多くの方が開催されるパーティーへの
参加も兼ねて来場されるのだが、
中にはパーティーには参加できないけど
写真展を見たいためにいらっしゃっる方も。(^^)

 
少しネタバラしな気もするが(苦笑)
左(←)がモデルデビューの初カット。
そして右(→)がその日の最後のカットである。

(想像するに)モデル目線からすれば、
レフはキラキラ(ギラギラ?)、
ギャラリー視線はビンビン!
悦に入ったり、開き直ることもできず
頭もマッシロになったのではないだろうか。
しかし、そこはモデル業という道を
選んだ覚悟が、カメラマンを必死に追いかける。。。

エピソードを聞きながら写真を眺めると
ふとそんな想像をしてしまう、
等身大の”彼女”がそこにいる。

そして、下(↓)が今回の写真展での本当のラストカット。
しかし、この日はほとんどシルエットなどのイメージカットだったという。
そういう意味では、右(→)の写真が顔を見せているラストカット。
ただ、スッと写っているだけではあるが、
一年前にはない、なにか”意思”のような
パワーを秘めた何かを感じたように思う。

辛口な表現ではあるが、圧倒するような力強いものではない。
未知の可能性をまだコントロールできず、
内包したまま漏れ出ている・・・といった感じだろうか?
上手く表現できないのだが、
宝石の原石が荒削りされたあと、
少し磨きながら美しい色と形を現してきた
そんな状態と似ているような気がした。

そしてこちらが、じゃじゃ〜ん♪というより
ホラー音響が似合いそうな(笑)秘密の小部屋。(^^;
でも、中はいたってフツーのお部屋なのでご安心を。(苦笑)

ある意味、魚住さん・土屋さんという
2誌の看板をしょって立つお二人でもあるため、
それにちなんで(表紙の)部屋を作ってみよぉ〜〜!
・・・となったようである。。。

少し隔離されたような間取り的に
ちょっと違う感じにしたかったようでもあり、
単純に並べてみたい!!という
本人の好奇心のようでもあり・・・(笑)


小部屋の入り口付近には、
今回の作品のメイキングシーンや
会場のジオラマが・・・

なんとなく、舞台裏を覗いているような
そんな気持ちになる・・・かも?!(笑)

左は、この部屋の設営に
来られた方のうちのお一人でCAPAの池田さん。

土屋さん「ほら、そこに座って!」
池田さん「えと、、ここですか・・・?」
土屋さん「(カシャ!)おぉ、隠れ家みたい♪」

と、イメージ撮影をしていたわけだが、
ひとり、ポツンと座らされた池田さんだけを撮ると
なんだかまるで説教部屋のようにも
見えてしまうのは気のせいだろうか・・・??(苦笑)
ハーーイ、こちらは、いつもの
カメラ小僧出現!でございま〜す。(^m^)
小僧というにはいささか失礼もあるものの、
でも、こういう時のTsu-さんは文字通り
年代をン十年さかのぼっているような。。。(笑)


「このカメラどぉよ!」的な土屋さん。(笑)
その話し相手と写真を撮る、二人の男性は
大学時代のお仲間である。(^^)

お一人は、長野からはるばる
ご家族で見に来られていたのだが、
実は今回のロケーションでの協力者でもある。
そのシーンを見届けに!といったところだと思うのだが
そこはやはり写真好き、、
いろいろな心のお土産を持って帰られたようだ。(^^)

普段はお手伝いに来られていた
小山浩司さんが、記録担当。
他の作業も受け持たれていたので、
撮影だけというわけではないが
土屋さんと来場者との記念撮影では
大忙しだったと思う。(笑)
学校が終わって、カレンちゃん登場♪
本当は”カレンさん”と呼ぶところなのだろうが、
はにかんだりするところは、やはりかわいい高校生(*^^*)
ここはやっぱり「カレンちゃん」といきたい。(笑)

来場早々、「なんだか不思議ぃ〜〜」といった感じ。
なんたって自分だらけですから、、、ハイ。(笑)
お気に入りの写真を見つけると写メを撮ってみたり♪

また、数日前の13日が17才の誕生日。
この日もオープニングパーティーにサプライズ!
特大ケーキとハッピーバースディ♪のプレゼントが
画策(?!笑)されていました。

ちなみに、右(→)の写真の下側にあるノートは、
カレンちゃん宛のメッセージノート。
来場された方は、ぜひメッセージを♪


ちょっぴりイレギュラーな写真展初日模様。(笑)
しかし、短時間でも盛りだくさん!!
・・・なんだかこれって、誰かさんのようでも。。。?(苦笑)
それはさておき、ポップで?アートで?ドラマティックな??土屋ワールド。
いろんな意味で、お祭り的な雰囲気もある会場・・・で、、、あ〜〜る。(^^ゞ



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