本日の１枚
接戦の末の一枚

いよいよ、講評会。 今回は、いつものスタイルを変えて、一人ずつの講評。 各自、しっかりテーマを設定しているので 「テーマを見せられるか？」という訳である。 しかし、いつもが２Ｌ提出なためか、２Ｌの人が大多数。（笑） しかも、熱心な受講者が多いためか、はたまた、土屋カラーの雰囲気のせいか、 お行儀良く机に・・・・なんてことはない！（＾_＾） ボード前に陣取って、様々な意見が飛び交い熱気のある場とあいなった。

各自、テーマとともに作品を発表。 つまり、テーマを聞いて「あぁ、なるほど！」と 見る側に思わせることが出来るかどうか？ ということである。（＾＾）ｂ 補足が必要なものは 何かが足りないということであり、 テーマが切り取られているものは、 何も言う必要がないというわけだ。

今回は、ひとつひとつ丁寧に指導を入れる先生。 なんか、こう書いてしまうと、 「じゃあ、いつもは？」と返ってきそうだが（笑） どちらの場合も真剣そのものであ〜る！ （＜と、ここだけ土屋調 笑） 受け止めるのはどちらも参加者。 言葉に出してしまうのはいとやすいが、 講師の言葉に左右されることなく、まずは、 「思うままに感じて、考えて欲しい」 というのが根幹にあるのではないかと思う。

空気がリラックスしていれば、写真が好きな人は自然にいい顔になる。 変な言い方かもしれないが、決して「お勉強している」顔ではない。楽しんでいる顔なのだ。 一見、気むずかしい表情にも見えるその真剣なまなざしの奥に、笑顔が見える一瞬がある。 小さなちいさな感情の機微が、ふとした仕草で大きく語られている、この瞬間が私は好きである。（＾_＾）

見る側が熱心であればあるほど、作者は嬉し恥ずかしである。（笑） 「うまく撮れたかな？」という不安はもちろんあるわけだが、 ここでは、本当の生の声が聞ける嬉しさもある。 自分の良いところ、クセ、その他モロモロが再認識できる場所である。 今回はうまくいかなかったが、なら、次回がんばればいい。 たとえ次回がムリでも、ユックリがんばればいい。 そう肩の力を抜いて奮起できる場所である。

実習中、「なにげ〜に出そうかな・・・」と つぶやいていたサワダさん。 ご多分にもれず、一斉に出すと想像していたのだ。 その予想が外れて、おとなしぃ〜くされていたのだが そうは問屋がおろさない！（笑） データをみんなで鑑賞することとなった。（＾_＾）

講評が終わり、ひとりひとり感想を述べる。 初めての方は今回の、リピーターの方は、 今回を含め今までを省みられる方も少なくなかった。 かくいう私がお世話になった切っ掛けは、 「人が撮れない。」ということである。 レンズを向けることが気恥ずかしい。 しかしそれは”ちゃんと撮れない”コンプレックスの裏返しであった。 それをレポートという形で撮る場を増やすことで、 良いも悪いもここまで来ることができた。 これこそ、判断は「あなた次第」というところである。（笑） が、、人を撮るということの楽しさ、難しさ、面白さを、より感じられたのは みなさまに暖かく見守って黙認して頂いたお陰だと感謝している。

いよいよ、講評会も終わりに・・・・ 土屋教室では、ほとんどの実習で記念撮影が行われ、その時の写真が、卒業証書代わりに各自へ手渡される。 今回は、熱の入った意見交換に時間をかけたため、手早く配られた。（…ため、↓連写状態である。＾＾；）

これでほんとに、コニカミノルタ土屋教室は終了。。。
か〜なり寂しいですが、またどこかで「土屋先生」に会えるその日まで精進することといたします。
我が家のコニカミノルタ土屋教室レポートもこれにて幕を下ろします。
今まで、ご覧いただきましてありがとうございました。

でもでも、他のレポートは健在ですからねっ！（笑）
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。