小林 義明写真展
「いのちの景色ー釧路湿原ー
SPOTサロン編撮影記
撮影は許可をいただいて、掲載しています。
小林義明さんの写真展に行ってきました♪
小林 義明写真展「いのちの景色−釧路湿原−
                   

   期間:2009年04月03日(金)〜16日(木)
      月〜金 9:00〜19:00(最終日15:00まで)
      土   10:00〜18:00
      日曜日、祝日休館

  会場:スポットサロン
      東京都中央区銀座1-3先インズ3隣
            スポットフォトサロン
      TEL03-3563-1221
      JR山手線・京浜東北線
      有楽町駅京橋口 徒歩2分
      地下鉄有楽町線 銀座1丁目駅下車
                    1番出口 0分

道東へ移転してはや、2年。
”日常”となった釧路湿原の生き物が織りなす四季の移ろいを、写真展&写真集としてようやくまとめることができたという。
今回のテーマはいのちの景色。
過酷ともいえる場所でたくましく生きる様々な動植物の息吹が雄大な背景を舞台に今回の主役となる。

まずは、写真集のご紹介。
今回の写真展と同時期に
販売されている写真集「いのちの景色」。

写真展ではこの中の一部を展示している。
風景・動物・花など様々な湿原の”顔”が
ちょっとした文章とともに掲載。
英語訳も記載されているので、
海外の方にも楽しめる趣向となっている。

定価は3000円。
購入はご本人へのメールか
開催中は会場でも販売している。

また、前作のSmall Lifeもあり、
ご本人に希望すれば購入することができる。

  
  
 
一見、あまり生き物などが居ないような釧路湿原。
しかし、その潤いが、様々ないのちを育んでいる。
そして育まれるいのちの、たくましさや、したたかさ
そしてしなやかさが、おしゃべりのごとく交錯する。
釧路湿原の一般的なイメージとしては
やはり”冬”・”丹頂鶴”などを
思い浮かべる人が多いのだろう。
しかし、春・夏・秋にも、冬に勝るとも劣らない、
すばらしく素敵な営みが存在するのである。
作者は、この一年を通した風景を
他の人にも知ってほしい、感じてほしいと
願っているようにみえた。
自然界ではどこにいても厳しい世界であるが、
そんな中でもより一段と、
快適な環境とは言えないのであろう場所で
動物も植物も一生懸命に生きている。
そんな風景を厳しい面ではなく、
温かな視点から映し出されたのが
今回の写真展である。
  
今回も大勢の方が途切れることなく
会場に訪れていた。
いつもなら、満ち引きのある
波のような動向が多く、わりと早々に
誰もいない会場が撮れるのだが
今回は2回シャッターを切れるのみだった。

中には、まだ春休みということもあり
お子さんと一緒に・・・という方も。(^^)
都内では見られない景色だけに、
なんとなく・・・?でもよいから
何か心に残ってくれると良いなと感じた。
   
  
逆にこちらは、都内の喧噪が目新しくて
常にハイテンションな看板娘(^^)
お外に出たくてしようがないのだが(笑)、
気が向くと、来場者に作品を案内して回っていた。
常に周囲の目を奪い、もしかすると、
みなさん作品へ目が行かない状態?!
レポートも、看板娘に占拠されるかもよ?と
冗談で言ったら、真顔で「それでいい♪」という
親ばかパパ。。。それでえぇんかいっ!(^_^;

奥さまとはお久しぶり!
せっかくなので、、、と、親子の3ショット♪
慣れてくれたので、看板娘も良い笑顔!
  
  
北海道、、、
それも釧路湿原という土地ならではの風景達。
しかし、たとえ条件が揃っても
いつでも撮れるというわけではない。
そういう難しさが、作者に移住を決意させたのだろうか。

5年ほど前、同じく北海道の写真を目にしているのだが、
また違った温かみを感じるのが今回の写真展である。
たぶん、この5年という月日の中での変化も
作品に映し出されているのだろう。

後日、同テーマの写真展が
CANON Sタワーにて開催されるが、
どういう展開になるのかが今から楽しみである。
本人曰く、今回はそれぞれのディテールを、
次は雄大な景観を楽しんでほしいというこのである。
写真展<キヤノンSタワー>
会期: 2009年4月7日(火)〜5月11日(月)
場所: キヤノンSタワー2F オープンギャラリー
開館時間 10:00〜17:30
休館: 日曜日、祝日
交通: JR品川駅港南口 徒歩8分
京浜急行品川駅 徒歩10分
住所: 東京都港区港南2-16-6
電話:   
講演会<トークショー>
日時: 2009年4月12日(日)
  13:00〜14:30
場所: キヤノンSタワー3F キヤノンホールS
定員: 300名(先着順)
交通: JR品川駅港南口 徒歩8分
京浜急行品川駅 徒歩10分
住所: 東京都港区港南2-16-6
事前申し込み制

   
約2年ぶりの写真展。”地元”となった土地の「愛すべきお隣さん」を
温かい目で、また、強いようでいても環境に翻弄される彼らのメッセージを代弁するように、
作品のひとつひとつに目には見えない言葉が刻まれているようである。


 

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