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今回の会場はペンタックスフォーラム。
新宿の西エリア、都庁に向かう大通りの途中にある。
中地下1Fと特殊な場所ではあるが、
新宿センタービルを目指せばビルの案内板があるので
比較的わかりやすいのかもしれない。
会場は、部屋中央を間仕切りした形で、
優雅な回廊という雰囲気である。
もちろん屋内だし、回廊という意味からは
少し外れているかもしれないが、
ふと浮かんだ私のイメージがこの言葉である。(笑) |
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今回も、妥協のない写真が並ぶ。
サイズ、余白、紙の選択、色の発色など、
可能な限り吟味したなかでの選択なのだろう。
すべてにおいて心地よい空気を醸し出している。
会場の空間、写真の性格など
”見せる”ことにこだわりぬくからこそ・・・
なのかもしれない。
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今回は、お昼前にお邪魔したのだが、すでにグッタリ・・・(笑)
なぜなら、朝からひっきりなしの来場者だったらしい!
また、みなさん感激からか、
質問がいろいろ浮かんだからか
話しかけられる方が多かったという。
本人としては、多くの感想を聞きたいので
嬉しい悲鳴なのだろうけど、どんな時でも人と接することは
パワーをもらうことも多いが、必要でもある。
それでも話をすることを楽しみにしている作者なので、
PCなど何か作業をしていたり、
近寄りがたいオーラが出ていたりしても(笑)、
どうぞ気軽にお声掛けあれ!(^^)b
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私が到着してからも、多くの方が作者に話しかけられる。
中には絵を描かれてる方が、
「描きたかった画がここにある。」とおっしゃっていた。
写真なのだが絵画のような・・・
作者もそのイメージを持って臨んだ写真展だったということで、
大いに満足そうだった。(笑)
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表情豊かな写真に、
来場者の疑問はつきないらしい。。。
スローシャッターでこの波頭?
色は付けたの??
三脚を立てて???
などなど、次々と質問が飛び交う。
会場には撮影に使用した三脚などもあり
そちらにも興味を示される方も少なくなかった。
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写真だけど絵画。
そんなイメージが浮かぶ今回の作品群。
表現方法としては斬新というわけではないのだろうが、
写真と絵画のはざまの錯覚・・・という感じの
心地良い不思議感がある。
また、同じ海だと思うのだが、
なんともいろいろな表情と色を見せてくれる。
この自然のなせるワザも、作者に撮りたい!と思わせた
起因のひとつなのではないだろうか。
また、波・干満などというものは留まることを知らない。
それゆえに人の目には写実的というより、
抽象的なイメージとして写るのではないだろうか。
そのような事からなのかどうなのか・・・
作者の今回のコンセプトのひとつが「絵画のような写真」。
元々、画を描くことが好きだった作者が、
絵筆の代わりにシャッターで描いた作品である。
単純に目で見えるだけの”波”を写し留めるのではなく、
鼻で感じる潮の香り、耳に聞こえる波の音、
肌に感じる少しペッタリとした潮風など
感じる”潮”を写しとめたいと試行錯誤した結果である。
そのため、、、なのか、個人の性格なのか(?!笑)
繊細な色へのこだわりも今回の特徴と言えるかもしれない。
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今回の写真展「潮彩」のポストカード。
写真展会場限定のレアもの?!である。(笑)
10枚1セットでバラ売りはないが、
プラケースにも入ってちょっとしたお土産や
プレゼントにも喜ばれそうなセットである。(^-^) |
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ごくごく身近の風景を「描いた」今回の写真展。
アイルランドとはまた違う、しかしどこか通ずるものを感じるのは私だけだろうか?
目で観るというよりは心で聴くという感じのちょっとしたヒーリングスポットである。
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