特別イベントレポート
CP+2011 撮影記
撮影は出演者本人の了解をいただいて、掲載しています。
デジ侍+卒業組の参加する、Photoイベント 「CP+」に行ってきました♪
CP+ カメラと写真映像の情報発信イベント

開催期間 2011年1月9日(水)〜 1月12日(土)
開催時間 10:00〜18:00 ※最終日は17:00まで
開催場所 パシフィコ横浜
  横浜市西区みなとみらい1-1-1

みなとみらい線「みなとみらい」駅下車
徒歩3分
JR線・市営地下鉄線「桜木町」駅下車
徒歩12分、バス7分

Tel.045-221-2166(交通案内)
Tel.045-221-2155(総合案内)
 
豊田直之さん吉田繁さん小林義明さん広田泉さん 
  川合麻紀さん岡嶋和幸さん土屋勝義さん清水哲朗さん
それぞれの写真をクリックすると記事にリンクしています。

横浜で行われた、大きなお祭りPhotoイベント。
CP+に行ってきました!
今年は、デジ侍と卒業組がほとんど参加ということで、
2日間レポート!!

会場は、横浜 みなとみらいにある「パシフィコ横浜」。
今回は、たかはしじゅんいちさんが残念ながら欠席だが、
ほかの面々は4日間ステージを賑わせていた。
今回、とある方から「レポートよろしく!(笑)」とのお声掛かりで2日間、会場をレポート!!

各々、大忙しのスケジュールで、イベントも時間が重なってばかり・・・(汗)
あっちのブース、こっちのブースへと文字どおり飛び回って来ました!


  
   
今回は、あいうえお順でご紹介。
まずは、岡嶋さんの参加イベント。
「RICOHブース」と「Manfrottoブース」でのセミナー。

初めに、RICOHブースで、
「リコーデジタルカメラの魅力!活用テクニック!」
のセミナーである。
岡嶋さんは、GR DIGITALVによるセミナー。
作品の紹介を交えてGR DIGITALVの魅力を語る。
ご本人の撮影スタイルをはじめ、
失敗談やちょっと変わった使い方など
GRシリーズを長年使い続けている
岡嶋さんならではのセミナーとなっている。


初日から2日間、おじゃましたのだが、ギャラリーはいっぱい。
後半は早々にイスに座って待つ姿も目立っていた。

岡嶋さんのセミナーを見ていると、やはり出没!
会場巡り中の土屋さんであ〜る(笑)
ひょっこり現れたかと思うと、
いいアングルに、スタタタと入り込みパチリ!
この回では土屋さんの後ろに、なにやらアヤシイ人影が・・・(笑)
岡嶋さんと同じく、セミナーを担当されている
小澤太一さんであ〜る(^^)

岡嶋さんを撮影する土屋さんを撮影する小澤さん。。。
あ〜〜、ややこし。(苦笑)
しかし、おちゃめなこの二人、、、
そのうち、セミナーの横で記念撮影が始まった。(^^;

もう一つおじゃましたのは、Manfrottoブースのセミナー
「撮影スタイルやテクニックに合った機材選び」。
じっくりと三脚を使って撮ることも多い岡嶋さん。
三脚や雲台など機材の取捨選択を
作品のシーンに合わせて紹介されていた。
長年、いろいろと試行錯誤されているだけに、
そのこだわりというか、だからこれ!という一言に納得!!
という場面が多かったのが印象的であった。

こぢんまりとしたブースではあるが、
周囲はギャラリーでいっぱい。
通りすがりの方も「なんだろ?」と立ち止まり
そのまま・・・という姿も少なくなかった。
   
次は川合さん。
Kenkoブース
「ミラーレス一眼で使う最新レンズベビー」のセミナー。
自前のOLYMPUS PENを
首からぶら下げての登場である。
Kenkoスタッフの方との掛け合い方式で、
時折、スタッフさんにツッコミを入れられて
「えっ、あ〜、いや・・・まぁ、、(ゴニョゴニョニョ・・・)」
という場面があったりなかったり?(笑)

一眼レフカメラでもレンズベビーを使用する
川合さんだからこその従来品との比較であったり
最新ならではの効果などを作品とともに紹介されていた。

ギャラリーも端のスペースにもかかわらず
セミナーが始まると人だかりができる盛況ぶり。
通路の人通りも余裕があるので
離れた場所で聞いている人もいたことだろう。

もうひとつは、CANONブース
「× EOS Kiss
撮り方レッスン おうちフォト」のセミナー。
しかし、しっかり聞くことが出来ず、
走り回っている途中で一枚だけパチリ。(・・・無念)
な・ぜ・か、カメラ目線。。。
どう考えても私の前後に
ギャラリーは・・・・・・いない。(苦笑)

私がウロチョロしているのは、
毎度の事とはいえ気になるのだろうけど、
今回も何名かのカメラ目線があった。(^^;
撮っている時は分からないのだが、
アガリを見ながら目線がかち合って、
おっと!と思ってしまう。(笑)
なるべく、なるべく、なるべ〜く、
気配を消しているつもりなんですけどね。(苦笑)
   
そして小林さん。
まずは、TAMRONブース「可愛い我が子を撮ってみよう!!」。
こちらは、高倍率ズーム 18-270mmで撮影した
家族の一週間」の写真をモニターで見せつつ、
実際に触ってもらいながらのセミナーである

元気いっぱいの子供の撮影での苦労話を交えながら、
シーンに合わせた撮影のコツなどを紹介されていた。
ステージ上ではないので、気がつきにくいものの、
それでも多くの人が足をとめて聞き入っていた。

セミナー修了後も質問を受け付け、一人ひとり応対されていて
本人も会話を楽しんでいるようにみえた。
もうひとつは、Pentaxブースの
「K-5でネイチャースナップ」セミナー。
普段からの撮影スタイルで撮ったK-5での作品を
プロジェクターで投影しながらのセミナー。

様々な場所、シーンにおいての撮影秘話や撮影のコツを
K-5を使っての感想などを織り交ぜて語られた。
作品が大きく映し出されるのもあって、
広い範囲でギャラリーの輪ができる。
見知った方もいたのだろうが、
立ち止まってそのまま・・・という方も多く、
そして、さらに人の輪が広がっていた。
通路は・・・半分ほど占めてたかな?(笑)
    
次いで、清水さんのセミナー。
OLYMPUSブースでのE-5トークライブ「過酷!!モンゴル撮影紀行」である。
過酷なモンゴルでの撮影では、防塵・防滴なのはありがたい。。
そんな理由から今回はE-5をお供にモンゴルを渡り歩いてきた清水さん。
作品とともに苦労話が披露された。

動画も撮ってこられたということで、最後に流されたが、
かなり苦労されたようで、映像にもかかわらず
当時を思い出したのか、少し辟易した表情だった。(苦笑)
清水さぁ〜ん、大丈夫!ここは砂地じゃありませんよぉ〜(^○^)

ギャラリーも満員御礼状態。
始まり直後は多少空席の目立つ状況でもたちまち埋まる。
もちろん、ご多分にもれず立ち見の人も次々と増えていった。

  
今回、同じOLYMPUSブースでセミナーをされる
土屋さんと清水さん。
セミナースタジオを前に
二人で打ち合わせをされているようだった。
話が終わったところをパチリ!
OLYMPUSブースのギャラリーコーナーには
お二人が作られたフォトブックも展示されていた。(^^)
   
同じく、OLYMPUSブースでの土屋さん。
「デジタルカレッジ 
   人物撮影のテクニック講座」である。
OLYMPUSで開催されている写真教室が
CP+の会場に飛び出してきた!
もちろん、全貌というわけではないだろうが、
(本教室では講評もあるし・・・)
雰囲気はそのまんま!だったのではないだろうか。

土屋さんのテンションも高かったようで、
とある方の話では、横のブースのセミナーを見ていても、
土屋さんの声が耳に入ってくる・・・というような
熱いセミナーぶりだったようだ。(笑)
見ている時も、モデルさんへの指導にもスイッチが入って、
空気が変わったのが印象的だった。


ギャラリーも、土屋さんを目指して・・・な方や、
モデル撮影ができるゾ!という方などで、
後ろからはステージが見えない盛況ぶり。
普通に構えては撮れず、ノーファインダーや
ライブビューなどで撮影する姿も多かった。

   
次は、豊田さん。
CANONブースで行われた、
「×EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM
   〜魚眼ズームで広がるEOS MOVIEの世界〜」。
今回、魚眼レンズ1本で撮影してこられたとのこと。
最近のカメラでは動画機能も搭載されているのが
主流ということもあって、今回のイベントとなったのだろうか。

まずは動画を鑑賞したあと、苦労話やテーマ・感想などが語られた。
豊田さんのフィールドである海の世界で地球を表現してみた
ということであるが、ズームとはいえ魚眼レンズ1本・・・というのは
どうにも困りはて悩んでしまったと語る。
もちろん今となっては苦労話の笑い話であり、
会場ではレンズ1本で作られた美しい世界が映し出されていた。

ゆったりとした音楽とともにきれいな映像が流れ初め、
傍らを通る人もなんだろう?とギャラリーの輪が広がっていく。
また、魚眼レンズの世界に興味津々・・・といった感じであった。

   
続いて、広田さん。
まずは、TAMRONブースでの
「旅鉄・撮り鉄・
  鉄道大好き皆集まれ〜!!」である。
矢野直美さん、森由梨香さんとのセッション形式で、
鉄道写真の魅力を紹介。

旅鉄の矢野さん、貨物列車をこよなく愛する森さんを、
時折いじりながら(笑)軽快なテンポで話を進める広田さん。
各々の作品を披露しつつ、鉄道写真の魅力を語る。

ギャラリーも軽快なテンポに引き寄せられ
周囲は黒山の人だかり、前方はステージかじりつき状態。(笑)
高さのあるステージなので、首が疲れそうなものなのに、
みじんも感じさせず熱心に楽しまれている様子が印象的だった。


  
は〜い!こちらでも発見!!
相変わらず、撮ってますね。(笑)
清水さんも発見して
レンズを向けたら、このポーズ。(^^)
なんだかちょっとかわいくて、
お気に入りの一枚です。(笑)

もう一つ広田さんで、CANONブースの
「×EF16-35mm F2.8L U USM  〜広角レンズで撮る鉄道スナップ〜」。
作品を交えながらの鉄道写真話である。

壇上へあがると開口一番「広田と聞いて違う顔でどうもスミマセン。
父を期待していた方、あちらにいますので・・・」
お父様の広田尚敬さんが見ていらっしゃったのに気づき、
おちゃめにも話題にする泉さん。(笑)
一般ギャラリーに馴染んで始まりを楽しみに待っていたお父様が
「オイオイ、こっちに振るなよぉ〜」とばかりに慌てられていた。(^^;

つかみはオッケ〜!(笑)とばかりに、リズムよく話し始める。
16-35mmのみでの鉄道にまつわる写真を披露、
裏話やテクニックなどを活き活きと語る。

ギャラリーも広めの通路を半分埋め尽くすくらいの盛況ぶり。
もちろん、通りすがりで立ち止まる人も少なくない。。。
鉄道そのもの!というより、周辺のスナップなどの
「こういうのも鉄道写真」的やわらかな発想・視点が、
あらゆる分野の人たちの足を止めたのではなかろうかと思う。
そして、軽妙な語り口・・・というのも
人を引き寄せる要素のひとつだったのだろう。

広田さんは、この他にもイベント参加されていたのだが、
私がレポートできたのはこの2イベントである。
   
最後に、吉田さんのEPSONブースでの「写真家セミナー」。
最新機種を使用した、作品創りにおけるプリントテクニックである。
今回は”PX-5V”でのプリントテクニックについてだそうだ。

吉田さんのスタンスとして
「写真はプリントして楽しむもの」ということが根底にある。
写真用紙をはじめ、画材紙・和紙など多様な素材の紙に
写真プリントができる昨今、楽しまない手はない・・・ということもあるのだろう。
レタッチも、プリントを仕上げるための調整としておこなうということで、
今回はその調整を3分で済ますテクニックを披露ということだった。

とは言っても、前準備などは必要なようで、
まっさらから3分というわけではないが、
ベースを作ってしまえば、あとは短時間で済むというわけだ。
作業的にはソフトを使うのだが、覚えれば簡単で単純なこと。
しかし、「いかにイメージをしっかり持つか」が重要で、
その意思なくしては思い通りにはできあがらないのだろう。

ギャラリーはこだわりを持っている方が多いのか、
真剣にその内容に聞き入っている姿が印象的だった。

5年ぶりの大PHOTOイベントレポート。(^^ゞ
今回は8名、11セミナーのレポートとあいなった。
2日間でもこんな感じだから、4日間ともなると
もっともっといろいろなエピソードが生まれたことだろう。
それぞれの活躍に期待しつつ、まずはお疲れさまでした!!


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