川合 麻紀写真展
「気がつけば、南の島へ」
撮影記
川合 麻紀さん編
内部の撮影は許可をいただいて、掲載しています。
デジ侍の一人、川合麻紀さんの写真展に行ってきました♪
川合 麻紀写真展 「気がつけば、南の島へ」


開催期間 2007年6月7日(木)〜6月14日(木)
開催時間 10:00〜18:00(期間中無休・入場無料)
開催場所 JCIIクラブ25
    〒101-0021
東京都千代田区一番町25番地JCIIビル地下1F

(営団地下鉄半蔵門線・半蔵門駅下車5番出口から徒歩2分)
Tel.03-3261-0300
URL http://www.jcii-cameramuseum.jp/

デジ侍の一人、川合麻紀さんの写真展に行ってきました。
今回は今までとはちょっと趣向を変えて、、、ということらしく・・・。


今回は「The colors of nature」シリーズの番外編ということで、
フィジー・セイシェル・カウアイ島・ロタ島を訪れた際の
お散歩スナップを主体とした作品群が並んだ。

旅行先に選ぶのは、なぜか南の島。
その南の島で取材のオフ時間に、または、
リフレッシュ中の気ままな時間に
心のまま撮り貯められた作品たちである。
今回の作品の特徴は、とにかく「ゆるゆる」!(笑)
会場に入った途端、あの南国の地面に足をつけた時の開放感や、
まるで違う時間の流れを肌で感じてしまう。
私は国内でしか味わったことがないのだが、
それでも一度”南の島”を訪れた方には、
ゆぅるりとした雰囲気がタイムスリップさせてくれることだろう。。。
   
↑「ん〜、どう見えるのかな・・・」などと考えているのだろうか?
来場者の反応が気になる様子?の川合さん
来場者はかなりの人口密度となる時間帯も。
場所柄目指して来られる方が多いのだが、
幅広い世代の方々が来場されていた。

お知り合いの方の感想は、、、、
「今までにない」というフレーズが多かった。
写真展などの作品という意味では、
ネイチャーが多いせいか、
多くの方には目新しくもあったのだろうか。

しかし、目新しい中にも、作者の「ゆるゆる感」は
しっかりと伝わっていたようだ。(笑)

↓写真展会場は、久しぶりな顔に出会える場所でもある。
お知り合いの方と談笑中の一枚。
  
ここの会場は、凹型。
大きな空間が2つできる感じとなる。
今回は、大きく意識したわけではないそうだが、
リゾート地ならではのワクワク感のある風景と
南の島のゆったりとした風景の2つの空間が作られていた。

全体的には作者の気負いのない写真のトーンで、
肩の力が抜けるような居心地の良い空気が会場に満ちている。
自然の色に惹かれるという作者。
それだけに、美しいダイナミックな景色も何点かある。
これらは、たぶん、いつかどこかで
見たことのあるシーンかもしれない。
しかし、この会場にある作品たちは
大きな感動を伝えるわけではなく、
すがすがしい美しさをあるがままに写し込んでいる。
このページの紹介作品はもちろん会場で撮影したもの。
記憶色再現したかったので、多少整えてあるが、
ミックス光や反射の影響・モニター環境の違いなどもあり
プリント作品の感動を伝えきれるものではない。
ぜひ実際の色、描写などを
自分の目で、心で感じてもらいたい。
「The colors of nature」シリーズの番外編というだけあって、
美しい色とともに、穏やかな時間が流れている。
リラックスした作者のあるがままのファインダー越しの風景は
おそらくは、見るものをその場所へ運んでくれることだろう。