川合 麻紀写真展
「SAFARI・・・大地と空の色彩」
ー The colors of nature in KENYA-
撮影記
川合 麻紀さん編
内部の撮影は許可をいただいて、掲載しています。
デジ侍の一人、川合麻紀さんの写真展に行ってきました♪
川合 麻紀写真展 「SAFARI…大地と空の色彩」
  - The colors of nature in KENYA-


開催期間 2005年6月9日(金)〜6月15日(木)
開催時間 10:00〜18:00(最終日〜14:00)
(会期中無休・入場無料)
開催場所 富士フォトサロン/東京
〒104-0061
東京都中央区銀座5-1 銀座ファイブ2F

(営団地下鉄丸の内線 銀座駅下車・JR東海道線有楽町駅)
Tel.03-3571-9411
Tel.03-3571-0309(会場)
URL http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/

2006年 川合麻紀さんの写真展第2弾!
アフリカの写真展レポートです。

川合さんが求められているものの一つが色。
最初、大自然の彩りに目を奪われ、
そこからライフワークになったと聞いた事がある。

今回もその”色”にこだわった写真展。
大地と空がテーマである。

雄大で印象的な色の世界と共に
地球という母に育まれてきた
様々な生き物の生活が織り交ぜられている。
総枚数、約50枚。
「よく入ったね〜!」と
思わず口にしてしまうくらいの作品群である。
また、整然と並んでいるので、
個々の大きさは小さめだが、迫力がある。

そして、ワントーン的な印象のものが多いので
入った瞬間に目に飛び込んでくる。

会場自体はそんな雰囲気に包まれている。
クリスタルプリントのアルポリック貼り、
そしてメタルフレームで仕上げた額装が
より一層、爽やかで透明な空気感を
引き出しているように思える。
川合さんが写真家に転向する切っ掛けとなったのが、初めての個展。
その時の作品もアフリカの大自然であったという。
それから7年、今回でアフリカのシリーズ第3弾ということだが、
当然ながらそれぞれに違ったテーマでセレクトされたそうだ。
だが、「The colors of nature」とあるように、
自然の織りなす色・彩がすべての根幹にある。
今回の作品は、現在の視点・心境で選んだもの。
1点を除き、すべてポジフィルムでの撮影だそうだ。
特に、青と赤が印象的。

また、色を主題にした写真展だからなのか、
色で見せる印象的な写真が多く感じられた。
よくあるシルエット的なものから、
たしかに自然の一風景なのだが、色の印象が強いもの。

活動的なインパクトというより、
静の中の大きな息づかいを感じた。
たしかに!と思えるシーンとコメント。
作者の想像力の豊かさを物語っている。
今回、楽しめるもう一つが、キャプチャー。
作者の人柄を醸し出す、素直でかわいくキュートな表現でコメントが書かれている。
もちろん、すべてにではないが(これだけでもかなり大変!)
なるほど!と思わずほころんでしまう。
初日はあいにくの雨。
しかし、場所柄もあるのだろうか
人の流れは止まる事がない感じであった。
この会場は、写真展会場が密集している地域。
めざして来る方の他、写真展巡りの方、
用事のついでに、、、という方など理由は人それぞれ。
しかし、見入る姿は誰しもが同じであった。
今回の会場である富士フォトサロンには
3つの隣接した会場がある。
この会期中、お隣の会場開催されている
写真展の受付担当に吉住志穂さんがいらっしゃった。

そして、2つの写真展を目指して来られた
土屋勝義さんと福田健太郎さん。
偶然、いらっしゃった「四季の写真」の鳥居さんが記念撮影♪

下は、みなさんで歓談中をパチリ!(右)
それから、仕事の帰りに慌てて駆けつけられたという
秦 達夫さん。

このような顔ぶれを前にすると、
あらためてスゴイ写真展なんだと実感した。