イベント撮影記 ※イベントの撮影掲載は許可を取ってあります
 基本的に撮影禁止の場所なのでご注意ください。
デジ侍写真展 「せっしゃでござる!」
開催期間 2009年6月16日(火)〜6月28日(日)月曜日休館
開催時間 11:00〜19:00(入場無料)
開催場所 ギャラリー コスモス
  東京都目黒区下目黒3−1−22・谷本ビル3階
JR山手線・東京メトロ南北線・東急目黒線 「目黒駅]
 目黒駅西口から大鳥神社方面へ徒歩12分

Tel.03-3495-4218
写真:(左上より)
たかはしじゅんいちさん・吉田繁さん・広田泉さん
清水哲朗さん・土屋勝義さん・豊田直之さん
川合麻紀さん
デジ侍」の写真展に
行ってきました♪

ただいま7人で活動中のデジ侍。
今年のフォトイメージングエキスポで暴れきれなかったらしく(笑)
写真展しよぉ〜〜!!・・・とあいなった??!
会場は目黒にある、ギャラリーコスモス。
目黒駅から目黒川方向に歩いて川を渡り、
交差点角にある大鳥神社の先にある。

JR目黒駅前から出ているバスも
ビル前のバス停に止まるものがあるので
「大鳥神社」に止まるかを確認して利用すると便利である。

ビル自体は、現在外壁工事をしているので
防護シートを目印にされるとわかりやすいかもしれない。
ただし、工期を確認してこなかったのでご注意を!(苦笑)
写真展自体は3階で開催されているが、
ビル自体がちょっと隠れ家的な構造で、
エレベーターと階段が2カ所にあり、
奥の方を上がってしまうと違うところへ行ってしまう。

ビルの入り口を入ってすぐの階段のところに
写真展案内が貼ってあるので
そこの階段とエレベーターを上がるとたどり着く。(笑)
会場内は、こじんまりとした画廊風?なスペース。
画廊風といってもよくわかってない私が
勝手に感じたことなのでアシカラズ。(^^;

本当は各自6枚を用意したそうなのだが、
5枚の方が案配がよかったということで、
「隠された一枚」が存在するらしい。(笑)
今回のコンセプト、、、というか、写真展に至った経緯は
今年のフォトイメージングエキスポ(PIE)に端を発する。
この時にタムロンのイベントとして
「全員がマクロレンズで撮影する」という試みがあった。
PIEの会場ではモニターで、同時にタムロンのサイトでも
作品を発表したのだが”データ”にとどまることとなり、
やはり「写真」としてプリントで見せたい!ということから
今回の写真展に至ったそうである。
また、縁あって新しい「バライタ紙」の使用が可能となり
各自、思い思いの切り口ではあるが、
共通のマクロレンズとプリント紙によるコラボ作品となった。
また、自分たちの写真展ということもあるのだろうか、
タムロンサイトにあるものとは違う作品たちがほとんどである。
来場者は場所柄・・・というよりも
この日はオープンパーティーということもあり
夕方をめがけて来られる方が多かった。
とはいえ、新聞にも掲載されていたとかで、
記事を読んで来られた方なども・・・。

パーティー開始頃には都内でゲリラ豪雨が発生し、
駅で引き返しちゃうかも?!
と、冗談をいう侍達をよそに、
仕事終わりに駆けつける姿が続々と。。。(^^)



次に個人の作品のご紹介。

まずは、たかはしさん。
テーマは「NIPPON-JIN」
今のたかはしさんのテーマでもある。
モデルはほとんどが素人で知人の輪である。
どれも魅力的で見どころなのかもしれないが、
ここはやはり、たかはしJr.のRayくんであろう。(笑)
続いて、清水さん。
テーマは「The Great Gobi」
どちらかというと「広角な人」である。
その人がマクロを使うとこうなった!
・・・という感じである。(笑)

モンゴル南部のゴビ砂漠を
旅した際に出会ったマクロな世界である。
個人的になるほど!なのは下の写真。
へぇ、ほぉ・・・だったのは右下の写真。
もっとも、私個人としては
とても見慣れた世界であるが。(^^)
実は誰かを意識したとかしてないとか?!(笑)
それから、豊田さん。
テーマは「愛犬カイの肖像」
失礼ながら、ある意味の「親ばか」かもしれない(笑)
しかし、親ばかを侮る無かれ!
カワイイ子にほど欲目が出てくるというもの、
実に表情ゆたかな写真が並んでいる。

また、今回はお得意分野である水中ではなく、
豊田さんにとっての新しい分野での挑戦でもあったようだ。
以前に地元小学校の運動会写真展があったりして、
撮っていないわけではないだろうが、
慣れた環境というわけにはいかないものなのだろう。

しかし・・・マルいぞ、カイくん!(笑)
次は、土屋さん。
テーマは「顔のないポートレート」
どちらかというと女性ポートレートでは、ババンッ!と
モデルの存在を全面に出すテイストが多い土屋さん。
しかし、今回は身体の一部やシルエットなどで
想像をさせる写真という感じである。

また淡いモノトーンに近い仕上がりが
珍しく(?)落ち着いたテイストをかもし出していた。
(だって、いつもは切り口スッパリ!な
快刀テイストが多いんだも〜ん。笑)

続いて、川合さん。
テーマは「花遊び」
たぶん、侍の中で一番マクロ率が高い、、ハズ。
花の写真・テーブルフォト的なものも
多く見ているためか、なんだか
居心地のいい我が家に帰って来た
…という感じ?(笑)

そんな撮り慣れた世界だからこそ?!
かもしれないが、面白い視点での切り口である。
また、使っている人には当たり前な部分とはいえ
マクロレンズの特性をコントロールし、
大いに活かした作品が並んでいる。

また、きれいな色遊びも
特徴的な見どころである。
そして、吉田さん。
テーマは「木造建築の造形」
なんだかムズカシいテーマに聞こえるが
要は、お寺の建築に魅せられた、、、と。(笑)
しかもこの日は桜撮影だったはずが、
そっちのけで撮っていたということで、
かなりの重症だったようだ。(爆)

切っ掛けは、右の写真の
コマイヌらしきものだそうだ。
彫刻の緻密な見事さに酔いしれたらしい。
個人的には彫刻も魅力的なのだが、
もっと大本の木組みにいつも感嘆してしまう。
どちらにしても、古き良きものには
なにか惹きつける力が
備わっているのかもしれない。
最後に、広田さん。
テーマは「マクロレンズが見た鉄道という乗り物」
たぶん、「一番マクロに遠いジャンルな人」かもしれない(笑)
もしかしたら、一番最初の時は
「はぁ?マクロぉ??!」だったかもしれない。(^^;

覗いてみるまでは、どうしても「マクロ=接写」だったそうだが、
実際の感覚や、自分のジャンルを考えて、
あえてその焦点距離のレンズとして付き合ってみた!
・・・というようである。(笑)

実際に聞いたわけではない。
見た物すべてから受けた印象である。
正直、スナップとしての鉄道は撮るが本格的ではないので
定番だとか斬新だとか、どう良いのか
なにもよくわからないというところである。(苦笑)
ただ、好きか嫌いかと問われれば、
印象的で好きな類の写真だと感じた。(^^)

15時ごろから集合し始める侍達。
みんな多忙な中の写真展だからなかなかタイヘン!
それでも、誰か居るように・・・と協力しながらの調整である。

この日はパーティーということあり、
北京に飛んでる川合さんを除いた6名全員が集合。
しかし、ちょうど集合した時点では
来場者が途切れちゃってたので
プレパーティーを始めちゃった侍達。(^^;
よって、冒頭の集合写真は飲み物片手状態なのでした〜〜(苦笑)
侍集合後、初めての来場者は
たかはしさんの奥さまの愛さんとJr.の玲くん。
すでにお酒を一杯・・・しかもおもちゃ・・・
もとい!(笑)お子ちゃまとなると、
もう写真展そっちのけ!<おいおい(^^;

まぁ、最初は誰もいなかったので
玲くんは侍たちに抱っこされたり
写真を撮られたり・・・(^^)
ひとしきり遊んだら、ご家族で写真鑑賞。
奥さまの愛さんは画家さんでもあるので
写真に対しても人一倍興味津々。

玲くんも両親のDNAのせいか、
じっくり鑑賞していたようです。
もちろん、何を思って見ていたかは???(笑)
でも、情操教育には良いんでしょうね。(^^)

■会期中のイベント
6月20日(土)
16:00〜 トークショー
土屋 勝義
たかはしじゅんいち
マクロレンズによるポートレート撮影
17:00〜 デジ侍メンバーによるレンズトーク
6月21日(日) 16:00〜 セミナー
広田 泉 マクロレンズによるジオラマ撮影
17:00〜 デジ侍メンバーによるレンズトーク
6月27日(土) 16:00〜 セミナー
豊田 直之 バライタ紙を使ったプリント作品作り
17:00〜 デジ侍メンバーによるレンズトーク
6月28日(日) 16:00〜 セミナー
吉田 繁 モノクロプリントによるプリント作品作り
17:00〜 デジ侍メンバーによるレンズトーク


相変わらずパワフルな侍たち。
はたして今回で暴れ足りたのでしょうか?(笑)
今回はテーマではなくレンズや用紙を統一した趣向。
それぞれの表現を楽しんでみてはいかがでしょう♪