イベント撮影記 ※撮影等に関しては主催者の許可を取ってあります
デジ侍」のイベント第4弾!
今回は、『
いま、モノクロプリントが熱い!』。

写真の王道ともいえるモノクロ。
しかし、色々と限界のあるデジタルでどこまで銀塩に近づけるのか?!
階調は?! カラーは?!
デジタルカメラでのモノクロプリントの極意をクローズアップ!!

デジ侍」についてはこちら♪
デジ侍の一コマ。
左より 川合麻紀さん土屋勝義さん吉田繁さん岡嶋和幸さん

今回のデジ侍イベントはセミナー形式。
最初の「桜」のイベント同様、”デジタル”に向き合い可能性を探る。
今回のテーマは、第1回の時の「カラー」に対し、「モノクロ(白黒)」。
銀塩育ちにデジタル育ち、様々な参加者のいる中
どのようなマジックが飛び出てくるのか??!
今回のイベントは2部構成。
まずは、吉田さんによるモノクロプリントについてのレクチャー。
その後、今回用意したプリンターでの実践コーナーと
侍による講評のコーナーの参加型スタイルである。
今回は火・海侍こと、小林さん・豊田さんが
仕事のため欠席。
4名の侍によってイベントが進められた。
まずは、参加の各侍による作品の解説。
今回のイベントを期に
いろんな意味でモノクロを意識したそうだ。
続いて、今回のメイン担当は樹侍こと吉田さんの
「モノクロプリント」について。
独自でいろいろと試行錯誤されてきた事を
時間いっぱいまで、内容色濃く話が続いた。
今回、用意されたサンプル。
用紙・設定など、色々な手法によるものが用意された。
しかも、一般的マナーの写真には「触れるべからず!」をくつがえし、
「さわりまくってください!」が趣向のひとつ。
というのも、画材紙など一般的には手に取ることが少ないため
これを機に、手段のアイテムの一つに加えてほしいという希望からだそうだ。
(↓)同じ写真が3つ。
良く雑誌で見られる比較作例だが、
「雑誌印刷」を通さず見ると
細かい部分も一目瞭然である。
(←↓)
「どうぞ、触って下さい!」
その一言で、興味津々に集まる参加者
中には、ほおずりをする人も?!(笑)
(→)
今回のイベントを見に来られた雑誌社の方。
後方で話を聞かれていたのだが、
思わず身を乗り出して見てみたくなる場面も。

同時に、こちらではプリンターの用意。
新2機種3台の使用だったのだが、
両機種ともモノクロを意識した仕様が
クローズアップされているのが特徴。
今回の機種は、
EPSON MAXART PX-5500
HP Photosmart 8753
の2機種。


  
今回、初陣を迎えた姫侍こと、川合麻紀さん。
紹介写真を狙っていたところ、お互いの撮りあいっこに。(笑)

 
侍の方々も、記録撮影。
それも、記録しているのがσ(^^)
時には、携帯を持ち出してた場面も?!(笑)


色・階調・風合い・・・
デジタルになることによって
フィルムとはまた違ったアプローチが必要となる。
たしかに複雑で難問も多いながら、
クリアしていけば素晴らしいモノクロプリントを
作ることができるのを見せてもらったような気がする。
(↓)今回の例の手順をプリントしたもの。
これといい、サンプルといい、
準備が大変だったことは想像に難くない・・・。
質問の時間。
聞きたいことを伝えようと、熱がはいっている様子。
というよりも、侍の熱弁が感染ったのかもしれない。
話に聞き入る顏、書き留める顏、
どの顔も真剣そのもの。

なぜか姫侍のお顔も?!
ご本人曰く、今回は参加者側かもぉ?とか。(笑)
それはともかくも、同士をも引き込む
魅力ある内容だったということですね(^^)b
いよいよ、参加型の2部へ突入!
プリントの講評とプリンターで試印刷できるコーナーの2分割構成という趣向。
「もうちょっと時間的余裕があれば、両方を、、、」
と思っていた参加者も多かったのでは?と思えるくらい
どちらも魅力いっぱいのコーナーだった。

中でも、印象的だったのが、
講評に出されたプリントの様々な”色”。
一枚ずつ見ると白黒と思えても、
並べるとずいぶんハッキリと色が見えてくるのだ。
プリンターのコーナーでも、
使って、質問をして、調整をして、、、と
好機を逃さず、思い思いに検討されていた。
「この場合だと・・・」と例となる作品を目の前に
質問や議論が繰り広げられる。
実際、目の当たりにするのだから、
「なるほど!」と納得しやすい場面にも出会いやすい。
長いような短かったような、濃〜〜い時間もいよいよ終了。
デジ侍のモノクロプリントのお土産までついた今回のイベントでしたが
ご参加のみなさまはいかがでしたでしょうか?
モノクロをすでに楽しまれている方もそうでない方も、
興味深かったのでは。。。


さて、次回はいかに?!
楽しみにしつつ、今回のレポートはこれにて終了〜〜!(笑)